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丹沢情報・2014年 大雪期間の記録
                           
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丹沢は2014年2月初旬から未曾有の大雪に見舞われ、このコーナーはその期間
の丹沢情報を保存版です。

14年02月11日(祝)塔ノ岳 (天候・晴れ)(定点観測)途中引き返し

戸川林道・戸沢から2K手前(5.00)−−戸沢(6.00)−−(7.30)
標高・1000m地点・引き返し−−(8.30)戸沢・作治小屋(8.45)−
−(9.30)駐車場所

    政治郎林道・標高1000m付近

2月8日の春雪のあとの探検に行って参りました、神奈川では降雪が有っても秦野市
は雪の少ない所、私の記憶でも戸川林道はウッスラと雪の有る事は有りますが、こん
な降雪は経験が無く、作治小屋のご主人も同じ事を云って居られました。

何時もの様に戸川林道に入りましたが雪道で轍が有り通過跡を辿りましたが、戸沢か
ら2K程手前付近、2台ほど駐車、多分小屋の車?、その先、轍は有りましたが、無
理せずに此処に駐車しましたが、轍は引き返し跡、正解でした。

ここからは踏み跡が有り、通常の通り政治郎に入りましたが、降雪は30p〜50p
と云う事は吹き溜まりは1m程になり、体力的にラッセルは一寸無理、たまたま、カ
ンジキの踏み跡が有りましたので、それを辿って登りました、でも、踏み跡は通常の
登山道でなく直登でしたが、カンジキの跡ですので靴では更に沈みます、頑張って登
りましたが、通常遅くとも稜線到着の7時30分、高度計はまだ1,000.m、で
も、帰路雪が緩むと靴の沈みの事も考え、引き返しました。

帰り、状況報告の為作治小屋に寄らせて頂きましたが、カンジキ跡は昨日2名で登っ
て途中引き返しの跡とか、当日も書策新道経由に若者2名が出発したそうですが、多
分吹き溜まりが1m以上?多分引き返し?、そんな事話しました。

なお、尊仏山荘のHPに依ると、塔ノ岳山頂は積雪60p程と有りますので、定点観
測地点では1m程と思います、それと、帰路、大型オフロードカーとすれ違いました
ので奧まで道が出来、4駆・冬タイヤ装着の小型車でも、戸沢まで入れる様になって
居ると思います。

14年02月22日(土)塔ノ岳 (天候・曇時々小雪)(大倉尾根往復)

大倉(7.30)−−大倉尾根−−(10.00)堀山ノ家−−(12.00)
塔ノ岳(12.30)−−(14.30)堀山ノ家−−(16.00)大倉

ルート軌跡:実歩行距離:16.2K・標高差 1,200m

      堀山ノ家         花立階段         到着時の気温−5℃
  

大倉行きのバスは雪にも関わらず超満員、若者中心の頼もしい方々ばかり、登って居
ても次から次と登って来ますので、追い越して頂くのに待ち時間が掛かり、ペースも
守れず、ホントに疲れてしまい、下山時には足が攣り(これまでで生涯2度目)、た
またま通過なさった方から「
芍薬甘草湯」を頂き、服用しましたら、何と30秒程で
解消、無事下山出来まして、本当に有り難う御座いました、足が攣る?、考えたら、
私が経験したのは20年前ほど、飯豊山以来の事、その時はサロンパスでしたが、世
の進歩には驚き、早速入手して皆さんのお役に立ちたいと思います。
登山道は焼き物窯付近から雪道とドロンコ道の繰り返しで、見晴小屋付近からは雪道
でした、階段部分も岩場通過部分も直登道になって居て、急斜面、でも、往復アイゼ
ン無しの強者も多く居られました、登りで追い越して行かれた方々は200名ほど、
元気な方々が多く、トレランの方々を含め、その登る早さに驚きました、気温は低く
到着時
の山頂は−5℃程雪がサラサラ、風が無くて幸いでしたが、風が有れば地吹雪で、登
れなかったと思います。
山頂では丹沢山方向では道が出来て居ましたが、表尾根方向は踏み跡程度、下山時金
しで出会った方は二俣から鍋割経由で来られたとか、鍋割山方面も道が有る様です、
山時の山頂は小屋も含めて100名ほど、下りすれ違いは260名ほどでした。

14年3月01日(土)大山(天候・小雨)(日向キャンプ場から・往復)

日向キャンプ場駐車場(6.30)−−見晴台(8.00)−−(10.30)
山頂(11.00)−−(13.30)駐車場

  見晴台−下社・通行止      唐沢分岐標識          無人の山頂
  

降雪後1ケ月程行ってませんので、状況を見に行って参りました、天気予報は曇り夕
方から雨でしたが、登山口に着いた時点でも小雨、30分ほど待ちましたが止みませ
ん、若者が一人到着出発、思い切って出発しました。
登山道は九十九曲がりでも所々雪に埋まり、通過困難状況でしたが、踏み跡を辿って
通過、お地蔵さんから見晴台付近は残雪が少なく、見晴台−下社は通行止め看板が出
てました。
その先も雪が深い所は1.5m程、1000m付近からは、殆ど直登の冬道になって
居て、大山の肩から上も冬道でした。
山頂到着時は無人で、食事と
リアルタイムブログのアップロードで滞在した30分間
に表参道から10名ほどが登って来られ、お聞きしました所、登山道は山頂近くで一
部冬道、登りはアイゼン無しでしたが帰りは付けます、との事でした、予定では表参
道を下社迄下り見晴台経由でしたが、通行止め看板で中止しました。

14年03月8日(土)塔ノ岳 (天候・快晴)(大倉尾根−政治郎林道)

大倉。風の大橋(5.00)−−大倉尾根−−(7.30)堀山ノ家−−(9.30)
塔ノ岳(10.30)−−(11.30)政治郎分岐−−(13.00)戸沢−−
(14.20)大倉・駐車場所

     快晴の山頂         定点観測点        書策からの眺望
  

大倉尾根は登山者が多く、歩きの遅い私は皆様のご迷惑になるので、今回は車で早め
に到着、出発しましたが、それでも花立付近から上では、大倉7時の一番バスの方々
にどんどん追い越されました。
大倉尾根は駒止茶屋付近から雪道で、花立階段も上部だけ雪道、塔の登りも一部を残
し冬道は消えてました、当日も登山者が多く、多くの常連さん達も復活、毎日登山の
田口さんを始め、女性も含めて2時間半〜3時間で到着なさって居ました。
本日の目的は表尾根の状況を見て、出来れば戸沢に下りる事でした、表尾根は、吹き
溜まりが多く、毎年大きな吹き溜まりの出来る、「木ノ又小屋」北側は5m程、道も
小屋の南側迂回で付いてました、又「新大日茶屋」北側は庇まで雪に埋まって居て、
でも、道はしっかり付いてましたが、場所に依っては土が出て居る所も有りました。
政治郎分岐迄のすれ違いは16名、申し訳有りませんでしたが、政治郎の情報が知り
たかった事もあり、登り口をお聞きしました所、蓑毛からが1名、政治郎が5名、残
最近登山者の多くなった、三ノ塔尾根からでした。
政治郎は上部が吹き溜まりなどが有りましたが、通常に通れて、戸沢の川原には15
台程の駐車、戸川林道の雪も殆ど消えて、皆さん普通タイヤで入られてましたが、天
神尾根は上からも下からも足跡が有りませんでした。

14年3月15日(土)大山(天候・晴/山頂はガス後晴)(表参道)

伊勢原駅−−バス−−大山行バス・終点(7.00)−−下社(8.00)−−
(10.00)山頂(10.45)−−(12.00)下社(12.20)−−
ケーブル−−バス停(12.40)−−伊勢原駅

  下社・昨夜の雨が・・・・       新雪10p         通行止め継続
  

定時観測の日向薬師からの登りは、まだ完全冬装備が必要なので、今回は通常で登れ
る筈の表参道からの往復にしました、当日は思ったより登山者は少なく、バスから降
りて山頂に向かったのは僅か5名だけ、登りすれ違いが18名、下山時の山頂は20
名ほど、下りすれ違いは170名でした、なお、山頂の茶屋はこの日もお休みでした。

登山道の状況は、下社からの階段のすぐ上付近で一部だけ残雪が多く、その上は通常
で、ヤビツ道合流付近から上が完全雪道でしたが、登りはアイゼン無しで登り、下り
は安全の為、合流付近までアイゼンを装着、下の駐車場では「大山豆腐祭り」が行わ
れて居て、下社もケーブルも、参道も賑わって居ました。
◎破損した橋の修理完成予定:7月25日、仮設通行:4月20日〜5月18日

14年03月22日(土)塔ノ岳 (天候・快晴)(定点観測)

戸沢(5.30)−−政次郎林道−−(7.00)表尾根−−(9.00)塔ノ岳
(9.30)−−天神尾根分岐(10.30)−−(11.30)戸沢

     定点観測点          快晴            南アルプス
  

残雪が心配でしたが、定時観測ルート復活、車も通常に入れて、政次郎林道は通常に
登れて、表尾根も所々残雪は有る物の通常に通れました、書策から先は半分は雪道、
土の出て居る所は、この時間は凍結してましたがドロンコ状でした、それと、下りに
通過の大倉尾根、塔ノ岳の最後の登りで、登りも下りもアイゼン無しの方々は、苦労
をしてました。
今年に入って、富士は綺麗に見えるたのは始めてで、素晴らしい眺めでした、この先
は春霞が始まるので、暫くは見納めかも・・・・と思ってシャッターを切りました。
当日登りすれ違いが4名、下山時の山頂は50名ほど、下りすれ違い天神分岐まで2
40名ほど、でした。



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